
お買い得品
元額、右下に落款、作品良好、(墨に彩色)
釘宮對宕(1920ー1986)
1920年 大分県(現在の臼杵市)に生まれる,1935年 京都市立絵画専門学校に入学、一学期で退学,
1986年 茨城県真壁郡関城町で没する、享年66歳、主な収蔵美術館,, 大分市美術館他、04年 釘宮對宕作品集、刊行、
【展覧会】 壮烈な画業 釘宮對宕展, (会期:2001年12月1日(土)ー2002年1月20日(日)会場:茨城県近代美術館、
* その他の展覧会、日本橋三越、他, (再評価の画家)孤高の画家として生涯どの美術団体にも属さず、3,000点以上の作品を残した釘宮對宕、大分県に生まれ、茨城にて66歳の生涯を終えた。その画業については、ドイツ功労勲章を受章するなど高い評価を得ている、
*(志なかばでこの世を去った孤高の画家), 釘宮對宕は14歳の時に京都で日本画を竹内栖鳳に初めて学び、15歳の時に須田国太郎に油絵を鹿子木猛四郎にデッサン、福田平八郎に日本画を学び、何処の画壇にも属さず独自の画境に専念する。その後20歳で兵役に服し、25歳で帰国後、大変貧しい中、28歳で中学校の美術講師になり生活を支えた。50歳にして初めてフランス、スペイン、オランダ、ドイツ等を廻りヨーロッパを墨彩で未踏の画境を開いていった。その後8回の訪欧で帰国後、各所で個展を開催する。いくたびの渡欧の旅で釘宮は特にモーツアルト、やベートーベン等の音楽に傾倒され、大作の絵巻作品などを完成している。その後日独の伝統的な文化や音楽の懸け橋となりドイツ大統領よりドイツ功労十字勲章を受けヨーロッパでも高い評価を得ている。また(ジャパンエキスポ85)で65歳の時にロサンゼルスで個展を開催している。